遺骨リング専門ショップ【エンゼルリング商品開発ストーリー】

エンゼルリング 商品開発ストーリー

はじめまして。有限会社エーアイ飯澤と申します。
2006年11月からインターネットで、遺骨を納めるペンダント(エンゼルペンダント)の販売をし始め、いままでに30,000人以上の方にご愛用いただいております。
この度は、ある事をきっかけに、遺骨を納める指輪(エンゼルリング)を開発、販売することになりました。


きっかけ・・・

遺骨を納める指輪(エンゼルリング)を作るきっかけは、13年間家族の一員として生活してきた愛犬の死です。
慢性腎不全だったのですが、亡くなる3日前までは散歩にも行っていました。
ところが、急にけいれんを頻繁に起こすようになり、いろいろ手を尽くしましたが、あっけなく逝ってしまいました。
それから間もなく、娘が遺骨を納める指輪がほしい。と言い始め、結局、私を除く家族全員がインターネットで注文したのですが・・・

遺骨は郵送するしかない・・・?

遺骨を指輪に納める際には、郵送するか・直接持って行くか、どちらかを選択するのというものでした。
我が家では、遺骨を郵送する事に少し不安があったので、お店へ直接持ち込むことに決めました。車で片道2時間をかけて向かい、遺骨を埋封する作業時間4時間程を近所で潰し、結局1日がかりになってしまいました。
注文してから指輪を受け取るまで、1か月ちょっとかかったのですが、色々なサイトを調べてみても、遺骨は郵送・納期は1か月以上という所がほとんどでした。
そんな時に、ふと頭をよぎったのは「遺骨を埋封する作業は自分でできないものか?」という事でした。

自分で作ってしまおう・・・

今回私だけが注文しなかったのは、デザインが女性向けのようなものが多く、ピンとくるようなデザインが無かった事が大きな要因でした。
そこで、商品化を頭の片隅に置き、お付き合いのあるアクセサリー製造会社さんに相談しながら、永年愛用しても飽きのこないシンプルなデザインもの・老若男女を問わずさりげなく身に着けられるものを目指し、製作を開始しました。
何度か遺骨を納める部分や横の厚みなど修正していただき、やっと納得がいくデザインのリングが出来上がり、早速愛犬の遺骨を樹脂を使って埋封したところ、意外と簡単にきれいに仕上がりました。
作業的には、遺骨を納めるのは10〜15分程しかかかりませんでした。ただ、樹脂が固まるのに30分程度は放置しなければいけませんでしたが・・・。
「これなら誰にでも簡単に出来そうだし、遺骨を郵送する必要もない。遺骨も自分で選んで好きな時に気持ちを込めて作業が出来る。」と思い商品化を決意しました。

 

 

写真のリングが実際に私が遺骨を納め、愛用しているものです。
※黒ずみは実験も兼ねてわざと出してみました。

実際に愛用して思うことは・・・

気持ちを込めて自分で遺骨を納めたこともあり、とても愛着がわき、今でも常に身に着けています。
実際に愛用してみて思うことは、仕事や趣味の水泳の時も邪魔にならないということ、寝る時もペンダントのように外す必要がないのがとても楽だということです。
また、常に身に着けているため失くす心配がないという点もいいと思っています。
指輪なので、常に密着してる感覚があり「いつも一緒にいる」と思え、何となく気持ちも安らぐような気がしています。

エンゼルリングの目的は・・・

エンゼルリングの目的は、大切なものを失った悲しみや不安な気持ちを、この指輪を着けた時の「いつも一緒にいる」「ずっと一緒にいることができる」という安心感で、少しでも和らげていただきたい。というものです。
これは、以前より販売させていただいている「エンゼルペンダント」と同じですが、必要とされている方の少しでもお役に立てるように、引き続き熱意をもって取り組んでいきたいと考えています。

お詫び・・・

実店舗のないインターネット販売では、実際の商品を手に取ってご覧いただくことができませんので、できるだけ分かりやすく、細かい部分も詳しく説明しているつもりですが、ホームページを私自身が制作しているため、見づらい部分や分かりづらい部分も多々あると思います。
気持ちが伝わるものを目指し、向上するよう、日々努力している最中ですので、何卒ご容赦ください。

 

このページを最後までご覧いただきありがとうございました。
私は、文章を書くのがあまり得意ではありませんので、読みづらい部分もあったと思いますが、気持ちだけは伝わったことを願っています。

 

<エンゼルペンダント>完全防水仕様の遺骨を納めるペンダントもあります。